グロース市場上場維持基準見直し?
東京証券取引所は、2022年に市場が再編されてプライム,スタンダード,グロースと3種類の市場がありますが、新興で高い成長を期待される企業が属するグロース市場で、上場維持基準の引上げが検討されているそうです。
証券市場への上場が継続して認められる条件として「上場維持基準」があります。グロース市場では、今まで「上場10年後に時価総額40億円以上」としていたものを「上場5年後に時価総額100億円以上」に変更することが検討されているとの報道がありました。これらの報道に対して、東京証券取引所がまだ決定事項ではなく検討中との情報をリリースしましたが、国の中小企業の施策でも売上高ですが100億円企業を産み出すことがテーマとして挙がっていますし、的外れということはないと思われます。
最近は、投資対象として未公開株式に対しても注目が集まってきていますし、魅力ある市場作りが求められているところで、改めて上場はゴールではなく、その意義を問われる様になってきたのかなと思います。