防火管理講習

台風の最中に防災の日を迎えたところでしたが、先日、乙種の防火管理講習に参加しました。役割的に管理職的な動きができる人が求められるため、参加者は比較的“粒のそろった”層だったように感じました。参加すればもれなく修了証がもらえると軽い気持ちで参加しましたが、最後に考査があると知り、緊張感を持ち続けながら受講しました。

土曜日の9時過ぎに受付してお昼を挟んで開放されたのは16時過ぎで、こう聞くと苦行でしかないのですが、終わってからテキスト見返すと、考査に関係する箇所に触れながら一部をなぞった程度であり、本格的に学ぶには、全く時間が足りないと思いました。

又、受講後も「防火管理者の選任届」と「消防計画」を提出する必要があります。前者については講習中に書き方を教えていただけるのですが、後者については横浜市のWebサイトに掲載されてる作成例を基に現状に合わせて作り直す必要があります。計画完成後にgBizIDを使って電子で提出した後にも不足資料を要求され、メールで追加提出した後に「内容を確認し、問題はありませんでしたので、これで受付をさせていただきます。」と返信受けた時には、一仕事した気分になりました。

事業を行う上で、許認可はもとより、従業員が50人以上になったら「衛生管理者」の選任が必要になったり、100人を超えたら事業所税が課されたり、規模に応じて追加で対応を求められることが生じます。今回、畑違いの作業を行って、改めて「餅は餅屋に」と思いました。税務については、届出を出したか否かで全く状況が異なってくる場合もありますので、特に注意が必要です。