IDP.Genericに感染?
所得税の個人確定申告を1件電子申告し、メッセージボックスを開いて結果確認していたところ、突然ウィルス対策ソフトより「○○.exeはIDP.Genericに感染していたため、ブロックしました」のメッセージが表示されました。
メッセージを読むと一定の脅威はある様に感じられた上、検知に対応するためには単にメッセージを読めばよいだけではなく処理の選択を迫られたこと。又、1件申告終えた途端にポップアップが出たと感じたため、このまま操作を継続してよいのか疑問が生じ、一旦手を止めて、少し調べてみました。
すると、同様の検知は様々なソフト,サービスに対して起こっている誤検知らしく、実際、「感染した」と判定されたファイルをGoogleが無料提供している「VirusTotal」でスキャンしてみると「0/70」(70種類のウィルスチェッカーにかけてウィルスの発見は0個)の結果でした。そのため、今後同じ誤検知が発生しない様、ウィルス対策ソフトに例外登録を行って、本件の対応を終えることにしました。
後で問題となったexeファイルのプロパティを確認すると、自分の思い違いではなかったようで…。以前、他社の申告ソフトの電子申告の画面には「ウィルスの発生もあり得ますので、期限3日前には申告終えましょう」といった標語が表示されていたことを思い出しました。