税務調査先の選定にAI活用
AIは、意識しないままに身近な所でも利用が進んでいますが、税務調査にもAIが利用されていて、調査先の選定に活用されているそうです。
昨今、税務行政のデジタル化が少しずつ進んできたところですが、コロナで一旦停滞した感のある税務調査も、AI活用により、直近の2023事務年度(24年6月までの1年間)では、法人への追徴税額は2010事務年度以降で過去最高になったそうです。申告関連データは膨大な量だと思いますので、AIの活用し甲斐があることは想像に難くありません。
電子帳簿保存法が施行された現在でも、零細な法人をはじめ当たり前に紙ベースで事務を行っていて、まだまだデジタル化は浸透していないと感じます。申告する側としても、積極的にAIを活用していく必要があるとの思いを強くしました。